HP FlexFabric 5900CP-48XG-4QSFP+ Switch
HP 5900 Switch シリーズは、HP FlexNetworkアーキテクチャーに基づくHP FlexFabricソリューション向けの製品であり、高密度かつ超低遅延を実現するTop-of-Rack(ToR)型スイッチです。大規模データセンターのサーバーアクセスレイヤーへの導入に適しているほか、中規模データセンターのコアレイヤーにも適した設計になっています。仮想化アプリケーションやサーバー間トラフィックの急激な増加に伴い必要とされるようになった、高パフォーマンスなサーバーアクセス、通常のEthernetトラフィックとストレージトラフィックの統合、仮想環境の通信基盤の最適化、超低遅延などの機能を1つのデバイスで実現する画期的なToR型スイッチです。
データセンター向けに最適化
• 高いポート密度による柔軟性: HP 5900 Switch シリーズは、1RU構成のTop of Rack型スイッチで、1GbEおよび10GbEに対応する48ポートの高密度接続によりサーバーエッジを拡張可能。40GbE QSFP+アップリンクにより、帯域幅を大量に消費するアプリケーションの可用性を確保。40GbE QSFP+ポートのそれぞれは、40GbE-to-10GbEスプリッターケーブルを使って4個の10GbEポートとして構成することも可能
レイヤー2スイッチング
• VLANのサポート: 4,096個のVLANをサポート(ポート、MACアドレス、IPv4サブネット、プロトコル、ゲストVLANに基づく)。VLANマッピングもサポート
レイヤー3ルーティング
• マルチキャストルーティング: マルチキャストプロトコル(PIM-SM、PIM-DM、PIM-SSM、PIM-BIDIR)をサポート
耐障害性と高可用性
• HP Intelligent Resilient Framework(IRF)テクノロジー: HP FlexFabricソリューションにより、耐障害性・拡張性の高い安全なデータセンターネットワークを実現。IRFを構成して最大9台の5900スイッチをグループ化し、1つのIPアドレスを持つ1台のスイッチとして設定および管理可能。これにより、ToR型の導入や管理が簡単になり、データセンターの導入・運用コストを削減
レイヤー2スイッチング
• Ethernetリンクアグリゲーション: IEEE 802.3ad Link Aggregationにより、16ポートのグループを最大128個サポート。LACP、LACP Local Forwarding First、LACP Short-timeをサポートし、データセンターに適した高速で耐障害性の高い環境を実現
レイヤー3サービス
• Address Resolution Protocol(ARP): 同じサブネットにある別のIPホストのMACアドレスを認識(スタティックARPをサポート)。Gratuitous ARPにより重複IPアドレスを検出し、サブネット間で、またはレイヤー2ネットワークでサブネットが分割されている場合に、Proxy ARPにより通常のARP機能を実行
レイヤー3ルーティング
• Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)および拡張VRRP: ルーターポートを高速にフェイルオーバー可能
HP 5900CP-48XG-4QSFP+, マネージド, L3, ラックマウンティング
HP 5900CP-48XG-4QSFP+. スイッチタイプ: マネージド, スイッチレイヤ: L3. インストール済みSFP+モジュール数: 48. スイッチング容量: 1280 ギガビット/秒. ラックマウンティング